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子供の「選択肢を増やす塾」を建てたいと考えています。

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こんにちは。佐々木ゴウと申します。
 
 
今回は、僕が建てたい「塾」についての話です。
 
 
 
学歴だけで生きていける時代じゃない。
 
皆そうわかっているはずなのに、今の時代にまったく 最適化されていないものがあります。
 
 
それが塾。
 
 
子供の将来を本気で考えたときに、塾というものは受験指導だけでいいのでしょうか。
 
子供に将来幸せになってほしい。
 
 
では、そう考えたときに、一番必要なものは何か。
 
それは「選択肢」であることは間違いないと思っています。
 
 
だから、僕は「選択肢を増やす塾」を建てたいと思っています。
 
 
 

学歴だけで生きていける時代ではない。

 
 
僕はいわゆるエリートコースを一直線に歩いてきました。
 
偏差値70を超える公立高校(千葉県立千葉高校)に入り、大学は早稲田大学法学部。
 
新卒で入社したのはNTT、入社後数年で海外派遣。
 
年収1000万越えのヘッドハンティングを受けたこともあります。
 
親が喜ぶ、一般的な成功例です。
 
 
でも、このいわゆる一般的な成功は別に幸せでも何でもありませんでした
 
完全にレールに乗っちゃうと、降りるのが怖くなります。
 
落ちないために必死になります。
 
 
すると、
 
お客さんのためにならない、やりたくない仕事
 
好きでもない上司への社内接待。
 
燃えない仕事のための残業。
 
全て、「断る」という選択肢がなくなりました
 
お金はそこそこあったけど、不幸せでした。
 
 
 
僕だけじゃありません。
 
社内外問わず、とっても優秀で優しい、素敵な友達が、社会に出てどんどん倒れていきました。
 
優秀で優しいから、全部引き受けて、他の逃げ道がわからず、つぶれてしまったのです。
いざ、逃げたいと思った時は限界です
 
そんなタイミングで「さぁ〇〇を始めて会社への依存をなくそう」なんて言われても動けません。
 
だから、社会に出る前に、たくさんの選択肢があることを教えたいのです。
 
 

なんで学校ではなく塾なの?

 
「じゃあ学校の先生でいいじゃん」と、言われたこともあります。
 
当然僕も考えたことはあります。
 
でも、学校の先生ではダメです。
 
授業の自由度があまりにも低いから。
それ以外の縛りもとっても多いから。
 
とはいえ、これは仕方ないことです。
 
税金がたっぷり注入されているから。
一番のボスは国だから。
 
だから、自分で塾を建てる必要があるんです。 
 

何で既存の塾ではだめ?

 
「じゃあ既にある塾に就職しないの?」
 
当然これも考えました。
 
 
でも、僕が知っている既存の塾への就職ではダメです。
 
今、巷にある塾は「受験合格」がもっとも大事な基準だから。
 
 
近くにある塾のポスター、広告を見て下さい。
手元になければ思い出してください。
 
 
赤文字で一番強調して書かれているのは
「東大〇名合格」
ではありませんか。
 
 
既存の塾は合格者数で差別化を考えています。
 
とはいえ、これも仕方ないことです。
 
需要と供給の話です。
今、一般的に多く求められているのは受験合格です。
 
だから、受験合格以外を強調しても儲かりません。
 
 
でも、だからこそ、「違うだろ」と言いたいんです。
 
 
だから、自分で建てることに決めたんです。
 
 

結局何を教えるの?

 
 
・自分がどうしていきたいのか。
・その目的を達成するための、目標設定と達成方法
・多様な働き方、生き方
 
などを考えます
 
そう、教えるというよりは一緒に考えます。
先生というよりは、ガイドやコーチに近いです。
 
もちろん教えもします。
 
 
そして、目標の一つになりうるのが受験という位置づけです。
 
だから、勉強をする生徒は「何で勉強するの?」という疑問を持つことはありません
 
もし勉強以外にもっと良い方法があれば、そっちに注力することも許容する塾だからです。
 
 
その分、保護者との対話が命になります。
 
保護者が「受験合格」を期待して、大事な子供を預けてくれたとします。
もしこの場合、保護者への相談なしに、受験以外の選択をさせることは裏切りになりますよね。
 
そんな選択肢はありません。
 
 

そういえばなんでメイン対象が中学、高校生?

大きく3つの理由があります。
 
・自分で将来を決められる年齢だから。
・受験のために塾にきている人ほど、将来「あぶない」から。
・そもそも中高生で将来について考える機会がないから。
 
それぞれ、説明します。
 

自分で将来を決められる年齢だから。

 
自分で将来を現実的に考えられ始める時期だからです。
 
小学生以下を否定するわけではないです。
絶対数の問題です。
 

受験のために塾にきている人ほど、将来「あぶない」から

 
また、受験のために塾に来ている子ほど、危ないと思っています。
 
一流校に入る
一流企業に入る
 
という選択肢に「保護者が」あまり疑問を感じていないことが多いからです。
 
大事な思春期に勉強以外の目標を与えてあげられなかったとしたら、勉強がうまくいかい時点で子供はつぶれます
親の期待に応えられないからです。
 
だから、自分で将来を現実的に考えられるようになった中の、なるべく早い段階で色々な選択肢を見せてあげたいのです。
 
 

そもそも中高生で将来について考える機会がないから。

 
幼稚園の時の夢は何ですか?
小学生の時の夢は何ですか?
 
何か考えたこと、ありましたよね。
 
でも、
中学生の時の夢は何ですか?
高校生の時は?
 
私はぼんやりとしか浮かびません。
あなたはどうでしょうか?
 
私はなんとなく「こうありたい」みたいなものはありましたが、真剣に将来について考えてきませんでした。
 
そう、中高生のタイミングで真剣に「将来の夢」を考える機会は圧倒的に不足していると思います。
 
学校でやったとしても多くの生徒にとってそんなに意味はないです。
 
学校で考えたら発表させられますから
 
 
思春期真っ盛りに、友達に笑われるリスクを負って、真剣に夢を考え、発表なんてできませんよ。
 
そんな状態で育ってきて、22歳くらいで就活です。
 
突然突きつけられるわけです。
「あなたのやりたいことは何ですか」と
 
 
ここまであまり考えずに生きてきたのに、スムーズにいくわけないです。
 
そして、通り一遍等の回答を用意して回答を続けます。
次第に、本当に自分がそう思ってると錯覚し始めます。
 
無事、就職します。
 
 
 
会社に入ってから気づきます。
 
「何か違う」と。
 
だから、なるべく早い段階から将来を真剣に考え、動き始めさせたいのです。
別に、間違っててもいいんです。
 
 
色んな選択肢を真剣に検討する。
そんな機会を与え、一緒に考えられる塾。
 
そんな塾を建てたいと思っています。